一書の人(Homo Unius Libri)



また幼い時から、聖書に親しみ、それが、キリスト・イエスに対する信仰によって

救いに至る知識を、あなたに与えうる書物であることを知っている。

                 テモテへの第二の手紙 3:15




私は、一つのこと、天国への道、すなわち、

どのようにしてあの幸いな岸辺に安全に着けるかを知りたい。


神はおんみずから、身を低くしてその道を教えてくださった。


まさにこの目的のために、彼は天から来られた。


彼はそれを、一つの書の中にしるしおかれた。



ああ、その書を私にください。

どんなに代価を払っても、ぜひ、その聖書を私にください。



私は、それを持っている。

すなわち、ここに私のための十分な知識がある。


私をして Homo Unius Libri,

すなわち、

「一書の人」としてください。



それで今や、私は

人々の忙しい道からはるかに離れてここにいます。

私はただひとり坐しており、ただ神のみがここにいます。


彼のご臨在の前で、天国への道を見出すために聖書を開いて読みます。




私が読む箇所の意味に関して疑いがあるか。



私はもろもろの光の父へ、私の心を挙げる ー


主よ、

「あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、

その人は神に願い求めるがよい」とは

あなたの言葉ではありませんか。


あなたは

「惜しみなく与え、とがめられません」。


あなたは、

「神のみこころを行おうと思う者であれば、

だれでもわかるであろう」と

 言われました。



私は、みこころを行いたいのです。



どうか、私に

あなたのみこころを知らせてください。



 祈り


私たちは、私たちの魂とからだとを、

私たち自身の意思によらず、

あなたのみこころによって支配していただくために、

あなたにおささげいたします。


どうか、

あなたの誤りのない知恵に導かれ、

あなたの勧めに従い、

いっさいの事において、

あなたの聖き、みこころによって支配されることを

常に、私たちの心の喜びとさせてください。


そして、私たちが、

あなたの豊かないつくしみと

私たちに対するやさしいご配慮とを

決して疑うようなことのないようにしてください。



 アーメン。





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