Devotionとは?


人はパンだけで生きるのではなく、

神の口から出る

一つ一つのことばによる。


毎日、何を食べていますか?


一日三食をしっかりいただく家庭で育ちました。

とくに朝ごはん。

一日の根っこは、ここから始まると信じています。


食べることは生きるために切り離せない人の営みです。

だからこそ、何をどう食べるかにはその人自身が表れるのだと思います。


聖書は食べ物のことを、「人の心をささえる」ものだと表現します。

それほど実際のパンは欠かせないものですが、

「人はパンだけで生きるのではない」とも言います。

心が心として機能して、意味のある人生を生きるためには、

「神の口から出る一つ一つのことば」も大切だと教えます。


聖書の最初に、神はことばを発して、この天地を創造したともあります。


私たちは、ことばを使って人と関わり、つながり、

愛することも、反対にいさかいを起こすこともします。

人から投げつけられることばによって、一喜一憂するのが人間です。

食べ物があふれているのと同じように、ことばもあふれています。

見極めて食べていかないと、どんどん心を汚します。


聖書は言います。「心に満ちていることを口が話すのです」。


内側を健康にしたいと思います。


最初は赤ちゃんのように、ことばの「乳」を、

そして、おとなには「堅い食物」が必要です。

「こころのごはん」にも、成長に応じて、

一つ一つふさわしい食べ物があります。


それらはすべて、私たちが成熟し、

人生の実を結ぶために用意されたものです。

 


『こころのごはん』 - 日々をささえる聖書のことば30  宮 葉子著

            いのちのことば社フォレストブックス 発行 より抜粋

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